四川風なら中華料理?

       マーボー豆腐の人気について、以前某テレビ番組の
       中でこんなアンケートをやっていました。

       それは横浜中華街を歩いている人に「あなたの
       好きな中華料理は何ですか?」という人気投票
       でした。
       その結果マーボー豆腐はなんと第2位にランクイン
       していたのです。

       その理由として考えられることは大手の
       食品メーカーによるレトルトの普及により
       マーボー豆腐はしっかりと日本の食卓に根付いて
       いる事、さらに何といってもレシピ通りの作り方で
       手軽においしく作れてしまう事・・・等が挙げられ
       るでしょう。

      あまりにも手軽で身近な料理であるとともに、
      豆腐という和食の代表選手がメインに使われる
      ことで「マーボー豆腐はホントに中華料理なの?」
      と疑問をもつ方が多々いたのには驚きましたが、
      マーボー豆腐は間違いなく中国八大料理系統の
      ひとつである四川料理の中にあるのです。
      しかし、日本と本場中国の「マーボー豆腐」は
      かなり違っているのです。
      それは、陳健民が日本で初めて「マーボー豆腐」を
      紹介することになったNHKの料理番組の中で彼は
      日本人の口に合うように工夫をして紹介をしたため
      といわれています。

      マーボー豆腐以外にも回鍋肉や坦坦麺なども
      この時に日本人用に大きくアレンジがされました。

陳麻婆豆腐店のおかみさん

中国には上流階級の人達が食べた宮廷料理がありましたが、
この料理はあまり体を動かすことの少ない事務の仕事を
するような人によって食べられていたため、味付けは薄味
だったようです。
それに対して肉体労働者が好む濃い味付けの料理の代表的な
ものに麻婆豆腐があったのかもしれません。
中国料理と一口でいっても八大料理系統があり、その中でも
日本人に人気のあるのが四川料理となる麻婆豆腐でしょう。
麻婆豆腐は1860年代(清の同治年間)に、四川省成都市の
郊外の万福橋にあった小さな料理屋を営んでいた陳森富の
妻である劉氏が乏しい材料で来客向けにつくったのが最初で
あるとされています。

普通の主婦だった奥さんは、料理の名人として評判になり、
とうとう豆腐を材料にした家庭料理を主なメニューとした
料理屋を出すようになってしまいました。

ちなみにこの「陳麻婆豆腐店」は今も四川省成都市にあり
営業を続けているそうです。
ところで中国には「麻婆豆腐」という食べ物はありません。
それは「陳麻婆豆腐店」の商標のようなもので、
『カップヌードル』という食べ物はありますが
『日清食品』という食べ物がないということと
同じなのです。

「麻婆豆腐」という名前の由来については今日では有名に
なってしまったようですが「麻婆」というのは「あばた顔の
おかみさん」という意味で「陳麻婆豆腐店」のおかみさんの
顔にあばたがあったのでこのように呼ばれるようになりました。

日本風レシピや作り方

日本式の作り方(4人分)
1. 生姜10gとにんにく10gをみじん切りにしておく。
2. 青ねぎまたはわけぎ5本ほどを、小口切りにする。
3. 中華鍋で多めのサラダ油を熱して、赤唐辛子は1本(小)と
花椒を数個入れ、油に香り移しする。
4. 赤唐辛子を鍋から出し種を取って輪切りにする。
花椒は擦っておく。
5. 木綿豆腐2丁(600gほど)を約2分間湯通ししたあと、水気を
きって1.5cm角に切る。
6. 中華鍋に豚または牛の挽肉(約200g)と豆板醤(大さじ半分)
を炒める。
7. 青ねぎは2.の半分量を入れて炒める。
8. 砂糖(小さじ1杯)、醤油(大さじ1杯)、
牡蠣油(大さじ1杯)、紹興酒(大さじ1杯)を加え、
豚肉がパラパラにほぐれたらカップ1杯の鶏がらスープを
加え、 煮立ってきたら豆腐を加えて軽く煮る。
9. 片栗粉(大さじ半分)を水溶きして加え、胡麻油を鍋肌から
加えて、サッと煮る。
10. 器に盛り、2.の青ねぎの残りと粉花椒(少々)を散らす。

尚、本場四川ではネギではなく葉大蒜を用い、また牡蠣油は用いず、トウチ(豆)を用いる。

若槻千夏さん飲み物ですか?

えっ!マーボー豆腐って飲み物だったんですか。

てっきり中華の食べ物だと思っていました。
あんまりビックリしたので思わずクリックしてサイトを
見にいってしまいました。

これは若槻千夏さんというタレントのブログだったのですが、
そのタイトルが『マーボー豆腐は飲み物です』だったのです。
その理由を探してブログを読んでいくと ありました!
若槻千夏さんのマネージャーさんの名言だったのですね。

ある日仲間で2日間の断食ダイエットに挑戦することに
なったのですが、このマネージャーがマーボー豆腐を
食べているのを見つけてしまった若槻さんが問い詰めたところ
『えっ!マーボー豆腐は飲み物ですよ』と平気な顔で
答えたそうです。

若槻さんはそのフレーズが頭から離れなかったようです。
このマネージャーさん、なかなかたいしたもんですね!?

芸能人とマーボー豆腐というとやっぱり忘れられないのが
ウルルン滞在記です。
俳優の加藤雅也さんがマーボー豆腐の生みの親である四川省に
今も残る『陳麻婆豆腐店』に入ってその作り方の習得に挑戦
するというものでした。
一人前になるには三年かかるといわれるマーボー豆腐作りを
一週間で習得した??のは感動でしたね。

中華料理は医食同源?

夏は冷やっこ、冬は湯豆腐などなど、そのままでも煮たり・
焼いたり・炒めてもおいしく食べることのできる豆腐は完全な
ヘルシー食品としてアメリカやヨーロッパでもたいへん注目
されています。

薬膳では豆腐は『高血圧・動脈硬化・胃腸・疲労回復・神経痛・
美肌などに効あり』とされていて、これらは現代人にぴったりの
食材と言えるでしょう。

麻婆豆腐の生みの親といわれている陳おばさんのアバタ顔の
エピソードはすっかり有名になっていますが、この陳おばさんが
とっても美人だったということはあまり知られていません。

たしかに風疹を患ってしまい顔にアバタが残っていたようですが、
もともとの美しい肌と美形は豆腐を食べていたからだという噂も
あったようです。

マーボー豆腐には二つの良い点が考えられます。 

     ●第一に豆腐そのものがヘルシーであり消化もよく
      胃腸にやさしい食べ物といえます。

     ●第二に豚のひき肉とネギにあります。豚ひき肉は
      ビタミンB1を豊富に含み、ネギはビタミンB1の
      吸収を高めるアリシンが豊富なんです。

 さらに唐辛子のカプサイシンパワーも見逃せませんね。

でも、次の点だけは注意してください。
それは豆腐は低カロリーなのですがマーボー豆腐では油を
使うため、おかず一品で300kcalを超える高カロリーメニューに
なってしまうんです。

さらに野菜が不足していますよね。
さらにさらに、美味しすぎて食べ過ぎちゃうのも欠点かも
しれませんね。